今回のお話は「愛犬」です。

 気が付けば2021年になっていました。大変なことがたくさんありあっという間に過ぎてしまいましたが、私にとって2020年はとても幸せな一年でした。
愛犬マリンがうちにきたのです。
マリンは元旦2020年1月1日に生まれました。3月3日に我が家へやってきました。
チワワとトイプードルのミックス犬で700gくらいの小さな子犬でした。
 本来なら昼間は留守がちな我が家でしたが、緊急事態宣言がでて我が家の3人の子供たちが在宅していました。学校はWEBで授業となったためです。おかげで小さなマリンはたくさん遊んでもらいながら穏やかに育ちました。
 イヌを育てるのは初めてだったので、わからないことだらけでした。どのくらい食べさせていいのか?何をたべさせていいのか?いけないのか?どこに寝かせるのか?トイレはどうやって教えるのか?どのくらい遊んでいいのか?予防接種は?薬は?
獣医の先生に笑われてしまうくらい質問しました。
そのとき思ったのです。きっと初めての子を育てるお母さんはこういう気持ちなのだろうと。
 私は小児科医になってから親になったので子育てはあまり悩みませんでした。病気については知っているし、発達の経過もわかっているし、それぞれ個性はあるけど(長女の病気は心配しましたが)面白がっていました。しかし子犬は全くわかりません。体重の増えはこれでいいのか?ご飯はどうふやしたらいいのか?たべないときはどうしたらいいのか?いつも??で心配していました。予防接種で動物病院へ行く日を待ちわびていました。
はじめて子供を持ったお母さんたちは、ミルクは足りているのか?離乳食はいつどのようにはじめるのか?首はすわったのか?腰はすわったのか?きっと聞きたいことだらけでしょう。きっと私のように乳児健診や診察を待ちわびていたかもしれません。
 のびのびこどもクリニックは職員がみんな動物を飼っていてイヌの先輩がたくさんいました。毎日細かくきいて教えてもらいました。これはきっとおかあさんたちでいう先輩ママにあたりますね。先輩ママはとても頼りになります。その気持ちもわかりました。
私は夫に言いました。「私は小児科医でよかった」夫はなぜかと聞きました。私の答えはこうです。「小児科医でなかったらこわくて不安で子育てしながら仕事なんかできなかったと思う。マリンを育ててやっと新米ママの気持ちが理解できたよ」イヌでわかるなんて、なんて失礼な話とご立腹かもしれませんね。でもわかってよかった。これからはもっとお母さんたちの不安に寄り添える気がしますよ。イヌ育ての先輩ママはきっとたくさんいると思います。ぜひ私にもいろいろ教えてくださいね。
 2021年1月1日 マリン1歳になりました。体重は2.5kg。人間大好き。ドライブとお散歩大好き。動く電車を見るのが大好き。ご飯は納豆ときゅうりが大好き。こたつも大好き。元気に大きくなっています。