のびのびこどもクリニック21周年の記念バルーンは大好きなトイストーリーにしてみました。この映画はご存じでしょうか?
アンディという男の子が持ち主のおもちゃたちが繰り広げる冒険の世界です。
トイストーリーとの出会いは長男が赤ちゃんのころでした。息子はおもちゃの世界に魅せられ、ストーリーのすばらしさに大人も感動しました。何回も何回も繰り返しビデオ(当時はビデオ)を見たものです。そのとき「三つ目のエイリアン」リトルグリンメンにはまり、グッズも集め始めました(のびのびにもたくさんありますよ)

 トイストーリー2は1999年公開、ちょうどアメリカに住んでいました。私は新生児とおてんばな長女に追われていたので、夫が長男を連れて2回も見に行きました。慣れないアメリカ生活で不安だった長男はトイストーリー2に救われました。私がトイストーリー2の内容を知ったのは帰国後DVDになったものをみてからです。

トイストーリーの新作が出るたびにアンディは大きくなっていきます。2010年のトイストーリー3では大学生になるアンディのおもちゃは屋根裏にあります。もう遊ばなくなったからです。そして手違いで託児所に寄付されてしまいます。そこでおもちゃの大冒険がはじまります。もちろん最後にはまたアンディの家に戻ってきます。でもアンディは、「おもちゃは遊んでもらえる方が幸せ」と考えて、小さな女の子ボニーに大切なおもちゃを譲ります。ボニーのところで、また新たなトイストーリーが始まるのです。これが2019年のトイストーリー4です。

うちの長男も同じように大きくなりました。もうおもちゃでは遊ばないなと思いつつ、長男のおもちゃは我が家の納戸にずっと残っていました。昨年その納戸を壊すことになり、おもちゃをなんとかしてくれと長男に頼みました。すると、長男は自分の部屋のクローゼットの洋服を半分くらい処分し、場所を空け、そこにおもちゃを収めたのです。「もう使わないでしょ?捨てたら?」という私に、「おかあさん、トイストーリーを知らないのか?おもちゃを捨てるとおもちゃがぐれるぞ。おもちゃは次の持ち主がみつかるまで預かっているんだ。捨てるわけにはいかない」と。ああ、ここに現実のトイストーリーがあったのだなと思いました。

2026年に新たなトイストーリー5が公開されるそうです。今からわくわくしています。
我が家のおもちゃたち、そのころには新たな持ち主のところへ行っているのでしょうか?それともまだうちにいるのでしょうか?いろんなことが楽しみなトイストーリーです。

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